息子が二日目の夜にダウンしてから、私も徐々に具合が悪くなり、
息子が回復していくにつれ、私が39度を超える発熱にみまわれることに。
普段なら発熱も1,2日で終わるし大丈夫かな?と思っていたら
結局、熱が旅の終わり近くまで続くことに。
メキシコも一応冬とはいえ、気温は25度~30度。
熱のある身体でのこの気温は、まるで夏風邪をひいているような
いや~なかんじ。
(冬の風邪より、夏の風邪の方が長引く私です)
頭痛・喉痛・咳・鼻水、そして耳痛まで。
昼間はカーテンを閉め切って、滞在先で寝ていることがほとんどとなりました。
・・・・そんな状態でも衰えなかったのが、私の食欲!
この食欲があったから、病気にかかっても衰弱しなかったのでしょう(笑)
自分の食い意地に初めてありがたみを感じた私。
メキシコ料理大好き人間としては、美味しいメキシコ料理発見にネットを駆使。
(昼間は寝ているので、ベッドの中でネット三昧(笑)
通りに面した表側で火をゴウゴウと上げてBBQをしていたお店で…。
(名前は忘れてしまいました)
いろんな人がやったらめったら話しかけてくる、不思議なレストランでした↓
どこのお店でもたいていチップスとサルサソース等が最初に出てきます↓
この旅、最初で最後となったフローズン・ダイキリ(涙)↓
私の大好きなカルネ・アサダ(薄い牛肉をBBQしたもの)↓
全部食べきれず、持ち帰って、翌日のランチにしました。
味付け・焼き加減共、私の大好きな一品になりました。
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ロブスターやエビ料理で有名なThe Shrimp Factory
Blvd. Paseo de La MarinaとVicente Guerreroの角にあります↓
私が食べたShrimp Fajitas↓
可もなく不可もなく…というかんじかな?
トマトが食べていたエビフライ↓
美味しかったらしく、ほぼ完食してました。
ハム夫が食べたエビ・カレー↓
カレーのパンチが弱かったと言ってました。
このお店、客が壁にメッセージを書けるようになっています。
トマトも間違いながらも書かせてもらいました↓
私達のテーブル担当の若い青年ジョナサン、
息子にとっても優しくて好印象でした。
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メキシコで外せないのは、やっぱりタコス!
前にCancunに行った時に、屋台で食べたタコスの味が未だに忘れられません
(そして値段も1個1ドルだった!)
ここCabo San Lucasでは、″フィッシュ・タコス″なるものが多く
その中でもこのお店は地元の人にも人気のある一軒。
Tacos Gardenias↓
すごく分かりにくいところにあったので、
道行く人に聞きながら行ってみました。
場所は、マクドナルドの裏辺り、消防署と交番の近くです。
最初にソース等のトッピングがやってきました↓
フィッシュ・タコス(手前)は、ハリバットを揚げたものがトルティーヤに乗っていて
そこに上のトッピングやソース等を自分で乗せます。
左後ろはビーフ・タコス↓
フィッシュが熱々でカラッと揚がっていて、口の中をやけどしそうなくらい。
でも熱々を頬張りたいので頑張りました。
タコスは一個2ドル~3ドル弱。
エビのタコスも美味しかったです。
それと体調の悪かった私にぴったりだったのが、このフィッシュ・スープ。
こんなにたっぷりの魚介類が入って、約10ドル↓
カニ、エビ、イカ、タコ、貝柱、ハリバット等がゴロゴロ。
食べても食べてもなくなりません。
これにキーライムを絞って食べると、あっさりして美味★
地元の人も入ってきては、さっと食べ、帰っていく…
みたいな、回転の早いお店でした。
ここはもう一回行ってみたいな~。
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ここの魚の丸焼きは美味しいらしいと知って、
ちょっと病を倒して行ったRestaurant Pancho’s & Tequila Bar
ここのサルサチップスのディップは、スモーキーでした(右奥)↓
トルティーヤ・スープ。
トルティーヤの皮が入っているスープです↓
アボカド、チーズ、チキンも入っていたかな。
私が食べた、鯛の丸焼き↓
もうこれが焼き加減・塩加減ともにパーフェクト!
ガーリックバターソースがついていたけれど、
それがなくてもパクパクと食べられます。
息子にも分けてあげたら、夢中になって食べていました。
お箸があったら、きれ~いに食べられたのにな~。
ハム夫の食べた、ココナッツ・シュリンプ↓
ココナッツがパン粉替わり。甘い味だったそう。
ここCabo San Lucasのレストランは、自分で釣った魚をレストランに持っていくと、
好きなように調理してくれるというシステムがあります。
大きなBBQの火をゴウゴウと炊いて調理をしているお店が多いので
大きな魚でも丸ごと焼いてもらえそうです。
最初は怖そうな雰囲気の初老のウエイター。
実はとってもフレンドリーで、私達を楽しませてくれたのはいいけれど
ハム夫が二本目のビールを頼んだ後、なかなか持ってこない。
他のウエイターに聞くと
『あぁ、彼ならさっき帰って行ったよ』
って…(苦笑)
なんともメキシカンです。
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滞在先でコーヒーが飲めなかったので、
美味しいコーヒーを探しに行って見つけたのがここCabo Coffee↓
私が頼んだのは、レギュラーコーヒーにエスプレッソショットを入れたもの。
濃い味わいです。
メキシコでまさかオーガニックコーヒーを味わえるとは。。。
シングル・オリジンのメキシコ産のコーヒー豆を使用です。
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あとは全然メキシコ料理と関係ないけれど、
ランチができる場所を探していて入ったお店、Marty’s Chickin Hut↓
お店の外も中もちょっと怪しげというか…
ハリケーンが来たら、飛ばされてしまいそうな造りです。
壁に書かれたメニュー。
どうやらフライドチキンのお店のようです↓
3人で5ピース頼んだら、サービスで
サイドのコールスローとポテトもパン(いつもはビスケットらしい)3人分つけてくれました↓
あんまり食べる気力もなかったけれど、チキンを一口食べたら
もう止まりません。
このチキンを食べたら、KFCもChurch’sも
もう食べられません。
(写真をもっとちゃんと撮れば良かったけれど、
気づいたらもう食べつくしていました)
ポテトも皮がついたままマッシュしてあって
かかっていたグレイビーも辛くなくってすごくいい味を出していました。
実は、そのあと、二度も足を運んだけれど
(というか、ハム夫に頼んでテイクアウトに行ってもらったのです)
二回とも閉まっていて、再度この味を味わうことはできませんでした。残念。
それくらい食べたかったということは、
やばいくらいに美味しかったということです。
正直、この旅一番の美味しさだったかも。。。
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体調が少し戻ったラスト2日。
Lands Endのあるビーチでテイクアウトしたサンドイッチを食べました。
なんてことないサンドイッチだったけれど、
これについてきたグリーンのチリソースにはまってしまい、
帰国直前にもう一度お店に行って、ソースだけ売ってもらいました。
(高くついたけど(苦笑)
無事にカナダに持ち帰ることができました。
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最後の夜は、最初の日から、ずっと『食べたい、食べたい』と言っていた
アルゼンチン・ステーキを食べることができました!
La Pampa Argentinian Steak House
Blvd. Paseo de La Marina沿いで
Hidalgo StreetとVicente Guerreroの間にあります↓
まずソースが三種類でてきます↓
手前から、なすの漬けたもの、左奥がレッドペッパーを焼いて漬けたもの、
右がガーリックとハーブを漬けたもの。
これをパンにつけて食べたりします。
息子が頼んだソーセージ。かなり大きいです。
外側がぱりぱり、中がジューシー。
もう一本食べたがりました↓
ハム夫とシェアしたアルゼンチン産の牛肉600g!!!↓
ミディアムレアです↓
お肉の柔らかいこと柔らかいこと。
でも外側はしっかりパリッと焼けています。
こんなに美味しいステーキは生まれて初めてです。
大食家とはいえ、私達二人では600gも食べきることが出来ず持ち帰りました。
アルゼンチンのステーキが美味しいというのは
前から聞いて知っていて、いつか食べてみたいな~とは思っていたものの
まさかメキシコで食べられるとは思っていなかったので、
思いがけず嬉しい出来事でした。
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観光客向けのお店はやっぱり高くて、
カナダやアメリカで食事するのとほとんど変わらない金額です。
(酒類は安いけれど)
地元の人しか行かないようなお店だと半額位で美味しいものを食べたりできたので
体調が良かったら、もっと自分の足で探せたんだろうな~と思うと心残りも多少。
…でも病気だったくせに食欲があったのが救い(笑)
食に関しては、かなり満足な旅でした。
(上記表示金額は、アメリカドルにした場合の、大体の値段です)