肺活量を上げるトレーニンググッズ–Airofit

昨年、日本滞在中に買ってから、ほぼ毎日使っているこの器具、Airofit。肺活量が上がってきたように思います。

エアロフィット・アクティブ

Airofitは、デンマークの会社です。

私がAirofitを使おうと思ったキッカケは、肺にあった肺動静脈奇形の手術を受けたため。別に肺活量が下がったという検査をしたわけでもなく、ただ単に肺活量を上げたいと思ったからでした。

手術を受ける前から、呼吸のしづらさは感じていました。説明をすると、深呼吸をすると何かがつっかえたような感覚があったのでした。それがずっと不快でした。

エアロフィットを購入してから、一日5〜10分のトレーニングを行っています。

1、2ヶ月経った頃から、深呼吸をした時のつっかえた感覚がなくなり、酸素がお腹の下までしっかり入って出ていく感覚を取り戻す事ができました。

そしてウォーキングで坂道を歩いても(我が家の周辺はかなり坂道ばかりの歩道です)、息が上がる事がほぼなくなったのです。

呼吸筋が鍛えられてきたのだと思います。→呼吸筋を鍛えるメリット

この器具には、スマートフォンアプリとBluetooth連動で利用でき、肺活量と呼気吸気圧力のチェックもできる【エアロフィットプロ】と、スマートフォンアプリとBluetooth連動出来ない【エアロフィット・アクティブ】とあります。プロの方はお値段も5万円近くと高額なため、アスリートの方向けの本格的なものかと思いますが、私が使用しているのは【エアロフィット・アクティブ】で、1万2千円ほどです。

エアロフィット・アクティブ本体とスマートフォンアプリとは連動出来ませんが、アプリがその日のトレーニング内容を勧めてくれるので、基本はそれに従っています。

空気を取り込む側と吐き出す側の両方に、6段階で負荷を調整できる弁がついていて、吸気、呼気のどちらも自分の力に合わせてトレーニングが可能です。初級→中級と過ぎて、エキスパートの負荷でできるようになりました。

アプリの画面に表示される番号を
合わせて負荷をセットします
呼吸法は三角(ピラミッド型)だったり、
四角だったり、円形だったり…

コロナ感染した後、胸の違和感や痛みを感じ、呼吸のしづらさがありました。肺が押さえつけられている感覚でした。いきなり今までのエアロフィットでのトレーニングを再開するのは良くないと思い、いつもお世話になっている理学療法士の先生に相談して、エアロフィットを使わず、教えていただいた、リラックスしてできる横隔膜呼吸法から始めました。現在はエアロフィットの弁を一番弱くして行う初級者向けにして、呼吸筋に強さと柔軟性を生み出す基本的な吸気機能トレーニングとマインドフルネス呼吸法を行っています。

一番負荷の低いAと1の組み合わせ

コロナ感染から陰性になって約1ヶ月、胸の違和感や痛みがだいぶ緩和されてきて、息が上がることもなくなってきたので、徐々にまた負荷を上げて、呼吸筋トレーニングを継続していこうと思っています。

また利用者の中には喘息持ちの方もいて、このエアロフィットを使用する事で、肺機能向上があったとのレビューもあり、呼吸器系の問題を抱えている人にも良いのかもしれません。

継続すれば必ず効果が表れるので、これからも毎日トレーニングを続けて、強い肺機能をキープしたいと思います。

コメントを残す