手術から半年経ち、呼吸器科のドクターのオフィスから電話があり、半年毎の定期検査を受けるように指示がありました。
定期検査の1週間前に電話で予約の確認の電話を自分で病院に入れます。
受ける検査は【コントラスト心エコー(バブルテスト)-Bubble Contrast EchoCardiogram】です。
CTスキャンでも判るそうなのですが、ドクターが半年毎に放射線を受け続けていく事を懸念して、造影剤を注入しての超音波検査にしてくれました。
この検査は、手術前の検査でも一度受けています。
シャント(動脈と静脈が毛細血管を通らずにつながっていないか)があるかないか判るそうです。
検査当時病院に到着すると、病院に入る前にどこの科へ行くか聞かれ、新型コロナウイルスの症状がないか聞かれて、つけていた不織布マスクを病院側が用意したマスクにつけ替えるようにと、トングで挟んだ(!)マスクを渡されました。受付でも以前と変わらず、新型コロナウイルスについての質問をいくつか受け、ワクチン接種をいつ済ませたかも聞かれました。
最初は技師による心エコーだけ。その後、看護師が来て、腕に造影剤を入れる準備をしてくれます(今回は針を入れる前に腕に巻くゴムが強すぎて、めちゃくちゃ痛かったです)。その後病院のドクターが来て、造影剤を入れながら、同時に技師が心エコーもまた撮りつつ、息を吸って止めたり、腹部に力を入れるように指示され、それを何度か繰り返しました。検査時間は約40分程でした。
以前この検査をやった時もそうでしたが、技師の人達はこの検査に慣れていないのかやった事がないのか、ドクターから指示されたり質問しながら行っていました。
どこの医療機関に行っても、『肺動静脈瘻の肺動脈塞栓術の手術を受けた』と言うと、かなり珍しがられ、色々と聞かれる事が多いです。それくらいレアな疾患のようです。
半年毎の検査は憂鬱ではありますが、なかなかちゃんと診てもらったり、希望する検査にすぐに送ってもらえない事が多いカナダの医療システムを考えると、きちんと定期的に検査をしてもらえる事はありがたい事だと思わなければなりません。
結果は1ヶ月後に呼吸器科のドクターとの電話問診で知らされます。今日のドクターの口ぶりでは、大丈夫そうなかんじです。実際、呼吸がし辛いとか低酸素症等の症状も出ていません。
どうして自分がこんなレアな疾患を患ってしまったのかは誰にも分かりませんが、奇形血管を閉じたコイルがどうか動いたり悪さをしないようにと願うばかりです。それさえ起こらなければ、術後は良好なはずです。
心配な気持ちが時々襲ってきますが、うまく心のバランスを保って付き合っていくのが大切な事なんだろうなと思います。
【最後に…】
肺動静脈瘻/肺動静脈奇形については、ネット上での情報がとても少ないため、自身の経験を書き残しておこうと考えました。時間の経過、個々の状況や症状、また海外という面で、違ってくる事もあるかもしれませんが、少しでも誰かの参考になれば嬉しく思います。読んでいただいてありがとうございました。
その後体調どうですか?
造影剤痛いですよね…
私も先日造影剤を入れての検査をしましたが、1日血管痛でした。
どうかお体大切に…。
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★ともちゃん★
技師や看護師の技量にもよると思うのですが、痛い時は痛いですよね。
ともちゃんもお大事にしてね。
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大丈夫ですか?とありきたりな言葉しか浮かばないのだけど、やっぱり、大丈夫だろうかと心配しかできない私で歯がゆいものです。わからないことって不安が増えるものね、でも、良くなりますようにと祈る友人の一人です。そういう人がたくさんいますから👍
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★ma——さん★
ありがとうございます。徐々に大丈夫になっていけたらと日々いろいろやっています。心配してくれて感謝してます🥲
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